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推進できる人材がいない/足りない

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目次

カーボンニュートラルを進めるにあたって、大きな壁となりやすいのがヒューマン・リソース不足です。カーボンニュートラルは、必要な知識やスキルを持つ人材が中心となって進めていく必要がありますが、適した人材がいないと取り組みが停滞するおそれがあります。

本記事では、中小企業がカーボンニュートラルに関する人材不足を解消する方法を解説します。

中小企業では脱炭素推進の人手不足が課題に

カーボンニュートラルを推進するにあたって、中小企業で課題となっているのが人手不足です。日本商工会議所が中小企業を対象に実施した省エネ・脱炭素に関するアンケート(2024年3月20日~4月26日・調査対象15,242社・有効回答数2,139社)によると、半数以上の56.5%がマンパワー・ノウハウ不足と回答しています。

中小企業においては、2社に1社以上が脱炭素推進に関する人手不足で悩んでいる、ということです。この問題を解決するには、自社で人材育成に取り組むことが必要不可欠といえるでしょう。時間はかかりますが、人材育成が脱炭素を進めるうえで大切な一歩となります。

参照元:日本商工会議所(https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1203365)

また、株式会社リクルートが発表したリクルートエージャントのデータによると、GX(グリーントランスフォーメーション)求人は、2020年度から急激に伸長し、6年で5.87倍になっているとのこと。一方で、転職者は3.09倍にとどまっていることから、やはりグリーン戦略に取り組む人材の育成・確保に課題があるとしています。

カーボンニュートラル推進に向けた人材確保や人材育成の方法

カーボンニュートラル推進に必要な人材を育成する手段は、大きく分けて3つ挙げられます。

国や自治体・民間のセミナーや講習を利用する

1つめの手段は、国や自治体、民間団体などが実施しているセミナーや講習の利用です。自社の社員にセミナーや講習を受講させることで、脱炭素に必要な知識・スキルを身に付けてもらうとよいでしょう。また、オンライン勉強会を開催しているケースも見られます。必要であれば活用してみましょう。

GX検定取得を目指す

2つめの手段は、GX検定の取得を目指すことです。GX検定は、グリーントランスフォーメーション(GX)に関する資格で、カーボンニュートラル推進に焦点を当てた内容となっています。

GX検定は複数のレベルに分かれており、理解度に合わせて徐々にステップアップできるのが特徴。脱炭素化に必要な知識・スキルを体系的に身に付けることが可能です。

コンサル会社の支援を受ける

3つめの手段は、カーボンニュートラルに関するコンサル会社への相談です。

カーボンニュートラルのコンサル会社は、脱炭素に関する豊富な知見があるため、適切なアドバイスを受けられます。トータル支援を行っている会社の場合は、カーボンニュートラルに関することは、すべてお任せしてしまうことも可能です。また、支援を受けながら、その間に社内の人材育成を進めていく方法もあります。

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本メディア監修
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引用元:豊国エコソリューションズ公式サイト(https://carbonneutral-hokoku.lp-essence.com/)

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有資格者数も多く、専門的かつ多角的なサポートを受けられるのも特徴。カーボンニュートラル分野での実績が豊富で、顧客のニーズを踏まえた提案を行っています。

豊国エコソリューションズは、省エネに関する補助金を活用した事業において、高い採択率・採択数の実績を有しています。補助事業の採択率は、2016年〜2020年9月の実績で94%を実現。提案した事業のほとんどが採択されています。一方、採択数も2011年〜2020年9月の累計で563件を数えるなど、豊富な実績を有しています。

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