このメディアは、株式会社豊国エコソリューションズの監修・取材協力のもとZenken株式会社が制作・運用しています。
自動車メーカーでは、車両の電動化(EV)化や次世代燃料を用いた車両の開発を進めています。しかし課題も多いため、他業界を巻き込んだ取り組みが必須といえるでしょう。一方、太陽光発電の導入や排熱利用など、脱炭素経営に取り組んでいる企業もあります。
課題
協発工業は自動車部品向け金属プレス加工を一貫対応するメーカーです。
2030年までに2018年度比50%削減を掲げつつ、電力起源のCO₂排出が大半を占め、具体的な削減手段検討が喫緊の課題でした。
取り組み内容
モデル事業参加を通じて、コンプレッサーやプレス機の電力起源排出構造を可視化しました。
その上で太陽光発電導入や検討・実施、、など多角的施策を検討・実施しています。
成果
排出構造の可視化により、電力起源排出が大半を占めることを把握。
設備更新や再エネ切替による削減策を確立し、2030年までに50%削減達成に向けた実行フェーズに移行しました。
機械メーカーでは、サプライチェーンの脱炭素化や取り組みにかかるコストなど、さまざまな課題を抱えています。しかし、そのような状況でもカーボンニュートラルを推進する企業は多く、サプライチェーン全体の脱炭素化に着手している事例も見られます。
課題
加藤軽金属工業は1961年創業のアルミ押出成形メーカーです。
経営陣主導で脱炭素経営を進めていたものの、民間ツールでは有効な削減策が示せず、サプライチェーン全体のカーボンニュートラル達成手段が不透明で社内から疑問が上がっていました。
取り組み内容
環境省モデル事業参加後、省エネ診断で二酸化炭素排出量を分析し、運用改善や設備劣化対策による無駄排出を発見しました。
業界団体や地域関係者と情報交換を重ね、複数の削減案を洗い出し、導入難易度やコストを評価して実現性の高い計画を策定しました。
成果
環境省モデル事業への参加支援後、専門的な省エネ診断で2.70%のCO2削減余地を特定し、直接排出(Scope1・2)は約5%に過ぎないと判明しました。
その結果、2030年までにScope1・2を5%、Scope3を10%削減する目標を設定し、サプライチェーン全体を巻き込んだ脱炭素化を本格化しました。
建物の建築から施工後まで、幅広いプロセスで二酸化炭素を排出している不動産・建設業界。業界全体でカーボンニュートラルを達成するために、省エネ性能の高い建物の開発や技術設計、木材の利用拡大などの取り組みが進められています。
課題
愛知県半田市拠点の八洲建設は、住宅・不動産や再エネ事業を展開し、街づくりと全社的カーボンニュートラルを推進していました。
しかし、ISO14001認証やSBT認証取得後、競争激化を見据えた次の一手となる脱炭素経営の具体策が定まらず課題となっていました。
取り組み内容
算定結果を受け、作業日報改定や運用ルールの試験導入を実施し、全現場で排出量算定を一斉開始しました。
また、本社ZEB化(省エネ改修・EVや蓄電池導入)、電力・燃料使用量削減、エネルギー転換、運用改善、現場太陽光発電といった施策を検討・導入しました。
成果
管理部門と現場部門のCO₂排出量を算定し、作業日報の改定や運用ルール試験後に全現場で測定を開始しました。
これに加え、本社ZEB化や運用改善、現場太陽光発電導入など多角的な施策を実施し、両部門のカーボンニュートラル推進を加速させました。
情報通信業も二酸化炭素排出量が多い産業の一つです。同業界では、官民が連携して使用エネルギーの削減や再生可能エネルギーの利活用などに取り組んでいます。また、認証制度を活用するなど、独自の取り組みを実践している企業も見られます。
課題
NTCはシステム開発を手がける情報通信企業で、ISO14001取得や省エネ・ペーパーレス化を推進しています。
しかし、業界内の事例が少ない中でサプライチェーン全体のCO₂削減に向けた具体策が定まらず、脱炭素経営の実行に課題を抱えていました。
取り組み内容
NTCでは、月々の請求書から電力使用量を算出し、不明だった電力事業者の特定をビル管理者への問い合わせで解決しました。
その結果、月次ベースでのCO₂排出量見える化を実現し、テレワーク維持やフリーアドレス集約、再エネ切替、人感センサー設置など約10項目の削減策を検討・導入しました。
成果
月次の排出量見える化により現状把握が可能となり、具体的な削減策検討が加速しました。
加えて、2030年までに2020年比でCO₂排出量を42%削減する目標を設定し、情報通信業界のモデルケースとして脱炭素経営の基盤を整備しました。
重油や石炭など、環境負荷の大きな燃料の消費量が多い金属加工メーカー。一方で環境保護や脱炭素経営に対する意識は高く、高効率な省エネ設備の導入や排熱の回収・利用など、カーボンニュートラルを進めている企業は少なくありません。
課題
加藤軽金属工業は愛知県のアルミ押出形材メーカーです。
モデル事業応募前に経営陣主導の脱炭素経営として排出量の算定を終えたものの、年間1万トン超のCO₂排出をどう削減するか具体的な手段が見えない状態でした。
取り組み内容
環境省モデル事業への参加支援を受け、二酸化炭素排出量を算定・可視化した上で、運用改善や経年設備更新を実施し、取引先・競合を巻き込んだ協業施策の企画・実証実験に着手しました。
成果
排出量の可視化により年間1万トン超の排出と大幅な削減余地を明確化し、運用改善や設備更新の効果試算を実現しました。
その結果、取引先との協業実証を通じたサプライチェーン全体の削減方針を構築しました。
化学産業は特に二酸化炭素排出量が多い産業の一つです。年間で数千万トンもの二酸化炭素を排出していますが、ケミカルリサイクルや製造工程の省エネルギー化をはじめ、カーボンニュートラルに関する取り組みが積極的に行われています。
課題
リマテックホールディングスは廃油や廃棄物を原料に再生燃料(RF)を製造するメーカーです。
Scope1では輸送用軽油消費、Scope2では工場電力が大半を占めるものの、中長期的なCO₂削減目標や具体的な実行計画の整備が不十分で、2030年までに2018年比30%削減を目指す基盤が未整備でした。
取り組み内容
環境省モデル事業を通じて2030年までに2018年比30%削減を目標設定し、Scope1(輸送用軽油)・Scope2(工場電力)の実態を分析。
その上で長期的エネルギー転換方針の検討、短中期省エネ対策の洗い出し、再エネ調達手段の検討、削減計画の精査・取りまとめを行いました。
成果
環境省モデル事業を通じて2030年までに2018年比でCO₂排出量を30%削減する目標を策定し、Scope1・2別の排出構造を可視化。
長期的エネルギー転換方針や省エネ対策の洗い出し、削減計画の精査・詳細ロードマップの作成を実施しました。
全産業の中でも二酸化炭素排出量が多い製造業。取り組みにかかるコストやサプライチェーンの脱炭素化が課題になっています。一方、再生可能エネルギーの導入やGX(グリーントランスフォーメーション)など、各種取り組みを進めている企業もあります。
課題
砕石製造業を営むF産業は、製品付加価値向上のためにJクレジット購入を検討していました。
しかし、CO₂相殺による企業価値向上はできても製品自体の付加価値向上には繋がらず、具体策のギャップに悩んでいました。
取り組み内容
豊国エコソリューションズは、個別製品ごとのCO₂排出量算定、業界アピールを目的としたCFP認証取得、脱炭素ロードマップ策定と中小企業版SBT取得、DXによるエネルギー削減など、多角的な施策を提案し製品単位での価値向上を支援しました。
成果
F産業はJクレジットによる単純なCO₂相殺だけでは見えなかった脱炭素実現のストーリーを理解し、個別製品にフォーカスした戦略により企業価値向上の道筋を描けるようになりました。
引用元:豊国エコソリューションズ公式サイト(https://carbonneutral-hokoku.lp-essence.com/)
豊国エコソリューションズは、環境・エネルギー領域におけるソリューションを提案しているコンサルティング会社です。補助金・助成金を活用したコンサルティングの豊富な採択実績をはじめ、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)や排出権取引に関するサービスも提供しています。
有資格者数も多く、専門的かつ多角的なサポートを受けられるのも特徴。カーボンニュートラル分野での実績が豊富で、顧客のニーズを踏まえた提案を行っています。
豊国エコソリューションズは、省エネに関する補助金を活用した事業において、高い採択率・採択数の実績を有しています。補助事業の採択率は、2016年〜2020年9月の実績で94%を実現。提案した事業のほとんどが採択されています。一方、採択数も2011年〜2020年9月の累計で563件を数えるなど、豊富な実績を有しています。
※設備更新や補助金活用、再エネ導入検討、運用改善、SBT認証取得、製品・サービスのLCA実施などについて簡易的なアドバイスを行っています。